2009年1月24日土曜日

「敵を知り、己を知る」










「彼ヲ知リ己ヲ知レバ、百戦シテ殆ウカラズ」(兵法書 「孫子 謀攻篇」より)―「敵を知り己を知ったうえで戦えば、絶対に負ける気づかいはない」

論文も同じなんでしょうな。査読者がわからない分、運も大きいにしても、知るべきことは多いし、単純ではないな。科学も社会的活動の営みの一つだから、いろんな要因が絡んでくるし。時勢の波というものもあるだろう。流れに逆らって進めるほどの推進力は個人にはなかなかない。どこでも良いから進めればいいと、ただ波にのるだけでもそれなりに難しいのだから、己の行きたい方向があるんならそれはさらに難しいだろう。流れを知り、己を知り、辛抱強く準備をし、時を待つ...。根拠のない明るさ(楽天的な展望・鋭い勘)が必要だろうね。