2017年4月30日日曜日

長女が自転車に乗れるように...他



昨日、長女が自転車の補助輪なしで乗れるようになりました。これまでさほど練習する機会が作れなかったけど、成長してその時期になっていたのでしょう。すぐに乗れるようになりました。うれしいもんですね。本人もかなりうれしかったらしく、今日も公園で練習です。


 仕事面は色々とネガティブなことが多い気がします。かなりお世話になった親しい方が異動されたり、国立大学の置かれている状況の厳しさからくる、経費削減、人員削減、仕事の増加、要求水準の上昇などなど...。上の方はもっと大変なんでしょうけど、まだ自分でも研究したい気持ちがくすぶっている中で、論文読む時間を取るのも難しい現状はなかなかなものです。この国(政府や国民を含む)は大学が担っている機能の重要性をどう考えているのでしょうね。デフレの影響か、すぐに役立つ技術・知識以外には資源を割かないという考え方に未来があるようには思えませんが(そんなのは企業でも取り組まれるんだから、むしろそれ以外の側面こそ大学が担わないといけないはずなのに)。デフレは現在も進められている金融緩和に加えて財政出動を適切に行えば抜け出せるはずなのに...。理屈だけではうまくいかない、いろんな難しさがあるんでしょうけど...

...と、つい愚痴ってしまいましたが、学生の成長など、いいこともあるので、そこに目を向けつつ、現在の立場で働けることに感謝しながら過ごしていこうと思います。

2016年9月1日木曜日

内的基準による意思決定では,反応後のβγパワーが選択による学習の程度を予測する

論文が出版されました。現在のポストに就いた後に開始した研究がようやく形になってほっとしております。

Nakao, T., Kanayama, N., Katahira, K., Odani, M., Ito, Y., Hirata, Y., … Northoff, G. (2016). Post-response βγ power predicts the degree of choice-based learning in internally guided decision-making. Scientific Reports, 6, 32477. http://doi.org/10.1038/srep32477

 内的基準による意思決定 (internally guided decision-making) とは職業選択や結婚相手の選択のように、客観的基準のみでは正答が一つに決まらない事態での意思決定です。正答がありませんので、自分の性格・能力、好み、価値基準といった自己の内的基準による判断が求められます。正答が存在しないため、選択した後に正答が何であったかを示すフィードバックは提示されません。

 そのような事態では、自分の選んだものを正答とみなしているかのような学習(好みや選択確率の変化)が生じることが知られています(choice based learning)。選んだもの(職業や結婚相手)を好きになる、という変化です。選択そのものが学習を生起させることから、選択後の脳活動が学習と関連していることが考えられますが、それを調べた研究はありませんでした。

 本研究では、選択後に観察される脳活動の成分(βγ帯域のパワーの上昇)が,後の選択確率の変化の個人差を予測することを示しました。つまり、選んだ後にこの脳活動の成分が観察された人は,選んだものを好きになる(もしくは選ばなかったものを嫌いになる)が、そのような成分がみられなかった人はそのような好みの変化は生じないということがわかりました。結婚の例で言えば、自分の結婚相手が自分と結婚することを選んだ直後にこの脳活動の成分が出ていれば、結婚後にはその結婚相手は自分のことをより好きになってくれる確率が上がる、といえます。

 前頭中心部のβγパワーの上昇がどのような心理的側面と関連しているのかについては本研究から結論することはできていません。しかし、同様の成分は選択後に報酬によるフィードバックが提示された際に観察されていることが知られていることから、報酬関連のプロセスが自分の基準により選択した後に生起した場合に、学習が生起している可能性が考えられます。

 正答が決まってないような場面で、選択した事自体で良い気持になること(楽しく選択する、もしくは選択後に達成感を得るなど)で、自分の価値基準が明確になっていく、というプロセスの一端を反映しているのではないかと考えています。
 

Figure 2. (a) Correlation results between the response-locked event-related spectral perturbations (ERSP) at FCz for the first-half trials and the change of decision consistency (last-half trials – first-half trials) for each decision-making task (see also Fig. S4 online for similar results obtained using pre-stimulus baseline corrected response-locked ERSP data). Scalp topography of the mean r-value within the significant cluster for the preference task, and the scatter plot between the change of decision consistency and mean beta–gamma power within the significant cluster are shown on the right side. (b) ERSP images at FCz for the first-half trials of IDM (preference) and EDM (salary) tasks are shown separately for high and low beta–gamma groups of each task. These figures are presented for illustration purposes. (c) Decision consistency for the first-half and the last-half trials in IDM (preference) and EDM (salary judgment) tasks shown separately for high and low beta–gamma groups. † denotes a marginal difference of p<0 .10.="" a="" and="" are="" as="" average="" b="" bars="" beta="" calculating="" decision-making="" denoted="" denotes="" difference="" div="" dividing="" edm.="" error="" errors.="" ersp="" externally="" for="" gamma="" groups.="" guided="" high="" idm="" images="" in="" internally="" low="" of="" original="" p="" power="" preference="" presented="" r-values="" rectangles="" represent="" respectively="" show="" significant="" standard="" task="" the="" time-frequency="" used="" window="">

2015年4月29日水曜日

2015年4月19日日曜日

三女誕生

4月13日に無事2,908gの三女が産まれました。夕方に生まれたため、長女と次女も立ち会うことができました。本日、母子ともに退院して一段落です。この一週間、怒涛のような日々でしたが、身近な方々に助けていただき、何とか乗り越えることができました。ありがとうございました。
 昨年長女が患った紫斑病の腎臓への後遺症、まだ安心できない検査結果だったのが気になるところですが、成長とともに良くなってくれることを祈るばかりです。

2015年3月31日火曜日